出張in北海道 Part1

Date: 5th 7月 2017 / Author: NOBU / Category: Things

国内の家具の産地である旭川での展示会にYoshihiroと参戦!

北の大地に向かいました。

あの。。仕事ですよ。出張ですよ。

千歳空港に降り立って最初に向かったのは、

港内にある「北海道ラーメン道場」

その中の「白樺山荘」

 

「うまし!」

 

出張初日は札幌で前泊です。空港着いたのが15時くらいだったので。。

別に遊んでるわけではないです。

今回の出張でお世話になった「THE STAY SAPPORO」1泊2,800円という

とてもコスパの良いゲストハウス。何てったって場所がいい!

北の歓楽街、天下の”すすきの”が目と鼻の先でこの金額!

ただ、残念な事に今回は仕事で来てるので、その恩恵に預かる事はありませんでした。。

 

SAPPORO JR TOWER

札幌駅に隣接する札幌で一番高いビル。

昔、このビルができて間もない時に登りました。

トイレが特徴的というか、北の大地に向かって放◯みたいな

感じで、ガラス張りの開放的なトイレだったので、Yoshihiroにも

体験してもらいたかったんですが、さすがに出張でそれはまずいだろうと

いう事で、タワーは登りませんでした。

 

STELLAR PLACE SAPPORO

札幌の駅の中の商業施設。

先日、金沢の東山にOPENした「Aesop」さんにお邪魔した時に、

金沢東山店をデザインした二俣 公一さんが、札幌店もデザインされた

と伺ったので見に行ってきました。

金沢東山店は路面店なので比較できませんが、さすが!ちゃんとAesopの世界観が

表現されていてここだけ空気が違いました。

ちゃんと建築の視察も怠りません。出張で来てますから。

 

館内を店舗デザインの視察がてら色々練り歩き、疲れてきたので少し休憩。

STREAMER COFFEE COMPANY

せっかくなので、ラテアートの世界では有名な名店に視察!

休憩にも仕事モードです。余念がありません。。

あーいそがしいいそがしい。

 

引き続き館内のオシャレさんが行くようなお店をまわりつつ、情報をゲット!

服はゲットしてません。仕事で出張ですから。

外にでたらすでに薄暗くなってました。

夜の札幌駅、綺麗です。雪が降ってたらもっといいんだろうなあなんて

妄想しつつ、貴重な情報をゲットした駅前をあとにしました。

 

 

THE MEAT SHOP

明日からのハードワークに備えて栄養補給しに肉を食いに。

とは言え、互いに43歳というミドルエイジに突入しているこのコンビ。

そんなにたくさん食べれた事がありません。

いつも頼みすぎて残すから少なめで。

サッポロクラシック(北海道限定)を飲みがら、今後の展望について

仕事の話に!なんてったって出張ですから。

決して楽しんでません。顔が笑ってないでしょ?

ちなみに店内の椅子は、Kartellでした。

スタルクデザイン!

ちょっと、雰囲気に合ってないような気が。。

気のせいです。

 

その後、偶然同じ飛行機に乗り合わせたチャンネルアッシュの越原社長のお誘いで、

場所をススキノに移し、アッシュチームと親睦会です。

我が社と違う若手社員の振る舞いに驚愕する。。

ご近所(同じ野々市)にいながら、日本全国で仕事を展開しているアッシュさんと

こんなところで親睦会ができるとは思いもよらず、充実した初日でした。

時間は深夜。すっかりススキノにこなれた アッシュチームと3軒ハシゴして、

眠らない街すすきのに歓迎されたような気がしました。

 

出張2日目は、札幌から旭川までの移動からはじまります。

出張前のパンパンスケジュールで寝不足気味だった事と、前日のススキノの夜更かし

もあり、少し遅めのスタートで、10時出発でした。

 

遅めの朝食(昼食も兼ねる)は、まさかのリンガーハットのちゃんぽんめん。

 

前日、STELLAR PLACE SAPPOROでシャレオツな販売員の

お兄さんから聞いた貴重な情報。

旭川までの高速道路のパーキングエリアで売ってるソフトクリームがとても

美味しくて、千歳空港にもある、同じお店のソフトクリーム売り場では長蛇の列

だけど、パーキングエリアでは並ばなくても買えるからオススメという事で、、

たしか、岩なんとかっていうパーキングエリアだったような。。。

という事で、岩見沢パーキングエリアに立ち寄り、ソフトクリーム売り場へ直行!

確かに美味しい!

けど、、こんなソフトクリームなら他でもたべれるなあ、、と辛口なコメントを残し、

旭川に向かって再出発。道中、ソフトクリームが原因なのか、Yoshihiroがトイレに

行きたがって、砂川パーキングでトイレ休憩。

 

すると、またしてもソフトクリーム売り場が。。

恐るべし北海道。。さすが酪農王国だけあるなあと、のぞいてみると。

全国ソフトクリームランキング2位獲得。岩瀬牧場と書いてある。

ていう事はさっき食べたのが1位か??

それともひょっとして、岩なんとかって、岩見沢パーキングじゃなくて、

岩瀬牧場の事か?と自問しながら、買ってみました。

 

・・・美味しい。 どうも岩瀬牧場の事だったみたです。

そして、腹痛のYoshihiroはたべれず。。

 

札幌から2時間ちょっとかかって旭川に到着。

同じ道内といえども、関東平野より大きな北海道。

金沢で例えると、金沢から滋賀県の木之本くらいの距離はあります。

 

新築されたばかりの旭川デザインセンター。今回の展示会の会場です。

 

北海道、旭川は日本の家具5大産地の一つで、有名なメーカーでは金沢にも直営店がある、

カンディーハウスさんのお膝元です。

3年に1度開催される IFDA( International Furniture Design Fair Asahikawa)は今年で

10回目(30周年)の開催を迎え、五十嵐淳のインスターレイションで、これまでの

歩みを演出していました。

 

このインスターレイションは、世界からデザインを募ったそうですが、採用されたのは、

地元中の地元である、五十嵐淳さんのデザイン案が採用されるという、国体の地元開催

さながらの結果ともとられかねない選出でした。

確かに素晴らしいものでしたし、他の方の案を見たわけでわないのでそんな事いうべき

事ではないと思いますが、、つい。

 

日本の他の家具の産地で開催される展示会と少し違うと思った点は、カンディーハウスの

ような大きな家具メーカーとともに、少人数で生産量も少ない家具メーカーというか、

造作家具屋さんが目を引く事をやっているという印象を持ちました。

そのコントラストがいい感じで出ていて、ちゃんと住み分けされていました。

当然、数の原理で少々値段は高く見えるものの、量産ではこういうのできないんだろうな

と納得させられるデザインや、きめ細かい仕事が施されていて、僕にはそっちの方が魅力的

に見えました。

 

カンディーハウスの本社。

この日は、全国からゲストを招待してパーティーを開催する予定だったみたです。

パーティーに招待されていない僕たちは、足早に見学をすませて、圧倒的な物量に

ただただ萎縮するばかりでした。

 

この日は他に何軒か工場や会社を視察しましたが、今後の取り引きもありますので

写真は控えます。

どこも、僕たちが扱っている家具メーカー同様、少数精鋭でやってる家具屋さんです。

北海道のほっこりする感じのディテールでした。

 

たくさん動き回って疲れたので、ちょっと休憩。

北海道第2の都市と言われている旭川市のスケールを感じたくて、旭川駅に向かいました。

どこの都市も、駅を中心に栄えるものです。金沢のように、城下町とかでないかぎり、

交通インフラが整備された、いわゆる「駅前」に人が集まり、都市が形成されていくもの。

その町の経済規模をみるには駅周辺を散策するのが一番です。

決して遊びではないので悪しからず。

 

そして、駅からはなれたこちらのホテル?民宿?が旭川での宿です。

6畳の畳部屋に布団が2組敷かれているだけのリーズナブルな宿。

遊びに来ている訳ではないので、これで十分です。

仕事ですから、しーごーと。

 

旭川の晩御飯は、エネルギッシュに動き回った疲労の回復のため。

肉と決めてました。

大黒屋五丁目支店

ジンギスカンの名店で、最初に本店の方に行ったらすでに閉店していて、

慌ててこちらに。

まだ、早い時間なのに長蛇の列でした。

ここは並ぶのが当たり前の店らしく、店の前のベンチ以外に道を挟んだ反対側に

待合所があって、店員さんがなれた感じで整理券をさばいていました。

 

20分くらい待って、ようやくモウモウと煙る店内に入る事ができました。

 

「むむ。うまし!」

 

疲れた体にジンギスカンと、サッポロクラシックが染み渡りました。

あ〜 労働のあとの一杯ってなんて美味しいのかしら。。

 

外に出るとあたりはすっかり暗くなっていて、街のネオンが魅力的に旅情感を引き立てます。

・・あっ、違った、出張の緊張感をほぐしてくれます。

 

旭川には趣のあるスナック通りがあって、場末的スナックが大好物の僕としては、

立ち寄りたい気持ちもありましたが、ここは仕事できていると下唇を噛み締めて、

ネオン街をあとにしました。

 

天金本店

日中訪れた先々で集めた情報によると、旭川で魚を食べるならここがオススメという事で、

次に伺ったのは、「天金」です。

北海道といえば、金沢同様、海の幸が有名です。

ただ、全国あちこちで、地元で美味しいと言われている海の幸をいただいても、そんなに

美味しく感じた事がないというのは、地元金沢の食材の質が高いからだと言えます。

だから、県外ではほとんど魚は食べる事がないのです。ですがこの北海道に

限っては話がちがってきます。どうしても期待してしまうのです。

 

北海道の海の幸と言えばなんでしょう。。

そう、「ウニ」です。

 

ウニがたっぷり入っただし汁に、新鮮な魚の刺身をしゃぶしゃぶとくぐらす、

とんでもなく、魅力的な一品。

「ウニしゃぶ」

黄金色に輝いたうにスープに、これまた新鮮なウニをしゃぶしゃぶするという

とんでもない幸せ空間が周りを包み込む究極のメニューです。

勉強になるなあ。これ、さらに改良してZUIUNでだせないかなあ。。

ケーキ苦手な人の誕生日はこれ出せばいいんじゃない?なんて、すぐに仕事の話に

なってしまう二人でした。

 

そう、れっきとしたリサーチです!出張ですから!

 

そして、旭川の甘口の酒「男山」を口に運びながら夜も更けて行った二日目でした。

 

出張三日目以降、まだまだ過酷な強行スケジュールがつづきますが、

つづきは明日のBLOGで!

 

 

NOBU