東京に行くときに必ずチェックするくらい好きな場所だった原美術館が閉館するというニュースが流れました。
あのロケーションの中に、面白い展示やイベントを展開していただけに残念でなりません。
ミュージアムではあるけれど、もともとは邸宅であり人が暮らす場所でした。
そんなヒストリ−があるからか、どこかヒューマニズムな空間が独特で大好きだった場所です。
閑静な住宅地というのも最高に萌える。
人の暮らす場所と言っても大邸宅なので、現実的な住空間の目線では見れないのだけど、
「落ち着くな、ここ」とか「階段の手すり、なんでこんなにかっこいいんだろ・・」みたいな
空間の中に潜む感覚的な部分がヒューマンスケールにつながっていて大好きでした。
築80年。
戦前から戦中、戦後の東京の移り変わりに動じることなく、渡辺仁のモダニズムが息づいている。
開口部の切り方とか最高にクールです。
奇跡でしょ!
2020年の閉館まで、あと何回行けるのか。。