小さい家

Date: 25th 6月 2018 / Author: NOBU / Category: Architects

「小さいくてもいい家」ではなくて、
「小さいからこそいい家」であるために。
自分の自宅は、最高に居心地のいい居場所
であってほしいと思います。
そして、住宅は家族にとっても居心地のいい
場所である必要があります。
家族との距離感と家のサイズ感はとても
関係性が深いと思います。
意識して何かを頑張るのではなく、自分が
居心地のいい場所をつくれば、おのずと気持ち
は上がるもの。
何かを意識して頑張るというよりは、
むしろ日々無意識に目に入ってくる
もののほうが大切かなと思っています。
それが自分を作る部分は大きいと思うから。
例えば窓から見える景色だったり、
家の中にある風景だったり。
居心地のいい場所であれば、おのずと
調子よくいられますよね。
だから気に入った置物を飾ったり、
お香を焚いたり、自分の気分があがる
いろんな仕掛けを家の中につくって
ゆったりとリラックスできる空間をつくります。
そこに広さはあまり関係ないのかもしれません。
今、リビングのあり方は変化しています。
私たちが若い頃のいわゆる”昭和的な応接間”空間ではありません。
もはやリビングダイニング、キッチン、寝室といった
垣根さえない方が過ごしやすいという声も。
堂々たる家よりも、コンパクトで機能的な家の方がいい、
という時代なのかもしれません
今週末の内覧会は、そんな感覚がなんとなく伝わる住空間です。
ご興味のある方は、是非、体感しにいらしてください。